戦略の中身より大事なもの

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去る4月13日、モスフードサービスの会長兼社長の櫻田氏の講演を聴いた。
氏は、企業を人間に例えるならば、(企業は)その人間の「生きざま」(人柄)の様なもの。
だと言う。
その通りだなあ。

モスの商品戦略は、「アフターオーダーシステム」(つくり置きをせず、注文を受けてから調理する)「日本の食文化を表現」「医食同源という考え方」だそうだ。
戦略というと、その目のつけどころや内容とかに関心が向きやすいけど、それだけをうんぬんかんぬんするのは空疎で、私はつまらない。

戦略ってなんのために立てるのか?
「勝つために」と言う人や、堂々とそう記す本やネット上の情報は多い。
じゃ、誰に? 何に勝つのか? と問えば、「競争(相手)に」と言う。
差別化のための方策ね。つまり。
ふーん。

戦略って、経営理念やビジョン、企業の基本方針という大義を実現するために立てるんです。大義を実現するために知恵を絞ることが戦略です。
言葉を変えれば、「お客さんをどうしたいのか、どうしてあげるのか」自分自身の考え・意志を具体的な方策として打ち立てること。
差別化の前に哲学があるんです。あるべきなんです。
お客さんと競争相手のどっちを向いてるの?という話ね。

モスの戦略に、モスという企業の「生きざま」(人柄)が、どう見て取れるか、どう感じられるかが肝心肝要と櫻田氏は言っているような示唆しているような気がして、ひとり「そうそう」と首肯しておりました。
理念は戦略に先立つのでございます。

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