“先入観がヤバイ” 「地域のリアル」トークセッションで。

Tip*s「地域のリアル」トークセッション2016.05.13

 

昨日(2016.5.13)、東京・丸の内「Tip*s」で行われた【「地域のリアル」トークセッション】に参加してきました。

岡山県西粟倉村に移り住み、家具工房「木工房ようび」を営む大島正幸さんが登壇。
その大島さんが発した「先入観がヤバイ」という言葉。
ズンと心に響きました。

大島さんがつくるのは、ヒノキの家具です。
ヒノキは木の性質上、家具には向かないそうですが、大島さんがそれを打ち破ってしまった。
西粟倉村は、人口1600人足らず。林業が主となる産業です。村の山林はそのほとんどがスギとヒノキで、だからそれを使った(数年間の試行錯誤があったそうですが)のですが、その結果、村の人々に当たり前のようにあった、林業は儲からない。という考え方をも変えてしまった。

「先入観がヤバイ」。
私の仕事も先入観というサングラスを外して事と向き合うことが大事なのですが、大島さんの話を聞いて、そのことをめちゃめちゃリアルに感じた次第。
でも仕事だけじゃないですよね。
身の回りのことを考えるとき、自分の生き方について考えるとき、人と付き合うとき、「先入観がヤバイ」です。

「先入観」は、可能性を縮めてしまいます。
新しい価値を生み出すために、まず対峙すべきは、己の中にはびこる「先入観」です。

Tip*s「地域のリアル」トークセッション2016.05.13
http://tips.smrj.go.jp/event/20160513tiikinoreal/
西粟倉村
西粟倉村
By Mti投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=19290472

 

大島さんが代表取締役を務める「木工房ようび」は、2016年1月23日、火災で全焼してしまいました。
現在、工房再建中です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
木工房ようびの家具を「買って応援する」ECサイトもあります。

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レイントレイン縁起 その壱

 

 

けっこう人に聞かれるのが、レイントレインと名付けたいきさつやその意味です。
今回は、そのいきさつについて。

ネーミングを考えていたある日、あるフレーズが頭の中に降りてきました。降臨です。
それは、ボブ・ディランの曲のタイトル「A Hard Rain’s A-Gonna Fall」と「Slow Train」が掛け合わさったものでした。

Hard Rain Slow Train
激しい雨と、ゆっくりと走りゆく列車

おお、そこはかとなく啓示的で示唆的じゃないの。でもそれゆえ意味がわかりにくいか……。
それに、ネーミングとしてはちょっと長いかな。
カッコイイし、韻を踏んでいるので響きも心地いいし、好きなんだけど……。

んー。
試しに、「Hard」と「Slow」を取ってみたら、どんなもんだ?

Rain Train
雨と列車・汽車

命あるものを潤す雨、列車は人生の比喩。人生は常に現在進行形であることを暗に例える。
いい感じじゃないの。
シンプルになったぶん、啓示的で示唆的な味わいはなくなったけど。

ん、待てよ。
「Rain Train」というフレーズ、ディランの曲「If Dogs Run Free」の詞の一節にあったような……。
調べた。
あった。

Of two mules, trains and rain

だった。

「If Dogs Run Free」。
これは、レイントレインのテーマ曲にもなりえる素晴らしい曲。

イヌが自由にはしるなら、なぜぼくができない
時間の沼地をこえて
ぼくの精神は交響楽
と韻律のつづれ織りを織りなす
おお、風がぼくのはなしを汝にたたきつけるように
いのちがながれて
ひとそれぞれにふさわしくあるようにする、ということが知られていない
もしイヌが自由にはしるなら

訳詞:片桐ユズル 出典:「ボブディラン全詩302篇」片桐ユズル 中山容 訳

 

というわけで、よし、「Rain Train」で行こう!
と、あいなったわけです。

 

次は「Rain Train」ではなく、「rain T rain」とした所以を綴ろうかと。

 

■lyrics「If Dogs Run Free」
http://bobdylan.com/songs/if-dogs-run-free/

■listen「If Dogs Run Free」
http://bobdylan.com/albums/new-morning/
New Morning (Original Release)
track6
ボブ・ディラン New Morning (Original Release)

■listen「If Dogs Run Free」
http://bobdylan.com/albums/bootleg-series-vol-10-another-self-portrait/
The Bootleg Series, Vol.10: Another Self Portrait (2013-Alternate Version)
Disc2 track13
オリジナルリリースのものと、アレンジがまったく違います。まったくもって、ディランらしい……。
ボブ・ディラン The Bootleg Series, Vol.10: Another Self Portrait (2013-Alternate Version) 

 

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戦略の中身より大事なもの

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去る4月13日、モスフードサービスの会長兼社長の櫻田氏の講演を聴いた。
氏は、企業を人間に例えるならば、(企業は)その人間の「生きざま」(人柄)の様なもの。
だと言う。
その通りだなあ。

モスの商品戦略は、「アフターオーダーシステム」(つくり置きをせず、注文を受けてから調理する)「日本の食文化を表現」「医食同源という考え方」だそうだ。
戦略というと、その目のつけどころや内容とかに関心が向きやすいけど、それだけをうんぬんかんぬんするのは空疎で、私はつまらない。

戦略ってなんのために立てるのか?
「勝つために」と言う人や、堂々とそう記す本やネット上の情報は多い。
じゃ、誰に? 何に勝つのか? と問えば、「競争(相手)に」と言う。
差別化のための方策ね。つまり。
ふーん。

戦略って、経営理念やビジョン、企業の基本方針という大義を実現するために立てるんです。大義を実現するために知恵を絞ることが戦略です。
言葉を変えれば、「お客さんをどうしたいのか、どうしてあげるのか」自分自身の考え・意志を具体的な方策として打ち立てること。
差別化の前に哲学があるんです。あるべきなんです。
お客さんと競争相手のどっちを向いてるの?という話ね。

モスの戦略に、モスという企業の「生きざま」(人柄)が、どう見て取れるか、どう感じられるかが肝心肝要と櫻田氏は言っているような示唆しているような気がして、ひとり「そうそう」と首肯しておりました。
理念は戦略に先立つのでございます。

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情報誌「たまNAVI」で紹介されました

レイントレインが、多摩信用金庫(たましん法人総合サービスBOB)さん発行の情報誌「たまNAVI」の取材を受け、第62号(2016年4月1日発行)6ページに紹介記事が掲載されました。

コンセプトの開発からブランディングまで
会社や商品の“らしさ”を明確化

という見出しで、レイントレインの事業について分かりやすくまとめていただいています!
たましんさん多謝!

オンラインでFlash版を見ることができます。
http://book.ebook7.jp/flash/tamashin/2428/#6

よろしければ、ご覧ください。

「たまNAVI」第62号レイントレイン紹介記事

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励ますなんて、おこがましいけど 【2016年熊本地震】

 

©2010 kumamoto pref. kumamon
©2010 kumamoto pref. kumamon

 

熊本には親友の奥さんの実家がある。

知り合いには熊本出身の人や、熊本に移り住んだ人が何人かいる。

仕事や観光で何度か行ったことがある。

阿蘇の雄大ではろばろとした景色が好きだ。

水前寺公園の前の小さな店で食べた、熊本ラーメンの味が忘れられない。

大分の小鹿田(おんた)焼を愛している。

竹田や日田の町はゆっくりと訪ねたいと思っている。

不安、焦燥、心配、疲労。

だけど、とにかく、前を向いて。前を向いて。

私が言うのもおこがましいけど、

前を向いて、前を向いて、

生きて。

 

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